カットと音楽は楽しむもの!
本店の鈴木です。
今回は自分の趣味である、楽器(ギター)を通してカットの技術に迫ろうと思います。
長年ギターを弾いてますが、ロックの場合基本は
スリーコードです。つまり
A.D.Eの3コードで曲が成り立っています。ブルースも同じです!
AからDに移る時に7(セブンス)を使うとかっこいいですね。
名曲「ルシール」なんかは
ロックンロールの代表作の1つでしょう。
若い人にはわからないと思いますが!
1950~60年代にかけては、洋楽はバックに演奏者がいて、歌手は歌うだけでした!
ポールアンカ、ニールセダカ、エルビスプレスリーなんかもそうです。
バックバンド(オーケストラ)がいて、歌っていました。
今の日本のバンドはどうでしょう!
殆どが自分達で作詞作曲して自分達で演奏して歌っています。
このスタイルを世界で初めてやったのが、ビートルズです。
そしてロックの基本であるスリーコード は無視して、独自のコード進行を作り、新鮮な曲が生まれました。
それほどビートルズは偉大なのです。
店では有線放送で音楽をかけていますが、一つのバンドのチャンネルがあるのはビートルズだけです!
さて前にブログで、カットはとにかく基本が大事と書きましたが、基本を覚えてしまったらたらどうでしょう!
いつまでも基本やマニュアルにこだわっていたら、枠の小さい美容師になってしまいます。
カットをしていても、とにかく基本やマニュアルの中に収めようとしていませんか?
それでは脱皮出来ません!
どうすればいいか!意外と単純なことで脱皮出来ます!
いつもネープからカットを始めているのなら、サイドから始めたらどうでしょう!
考え方が全然変わって来ます!
このように基本、マニュアルにこだわらないように!
僕が教えてきた弟子達にも基本から脱皮出来ない子と脱皮する子といろいろいました!
脱皮できない子はそれなりにカットをしますが、それ以上伸びない!
センスの問題です!
センスがいかに大事か!と言う事です!
店でもそうでしたが、楽器をやっていた子は意外と伸びていました!
ギターを弾いたり、ドラムを叩いたり、ピアノを弾いたりした子はセンスも違います!
基本マニュアルにこだわらない、そう言う美容師になってもらいたい!
皆、若いから今からでも楽器を始めませんか?
それでは最後に「ルシール」を聴きながらお別れです!
URLを載せられないので、ユーチューブでLitte Richard の「Lucille」聴いて見て下さい!